東京都港区に拠点を置くエニグモは、ブランドファッションのECモール「BUYMA」を運営しています。
そして、2024年3月25日に、中古ブランド品の新たな事業に参入しました。
この取り組みとして、「BUYMA VINTAGE」というオンラインストアを立ち上げ、国内外から出品された中古ブランド品を購入できるプラットフォームを提供しています。
BUYMAは、主にブランドバッグやアクセサリーなどの商品を扱っており、その中心にはエルメス、シャネル、ルイヴィトンなどの高級ブランドがあります。
現在の商品数は6000点ですが、数ヵ月以内に3万点まで増やしていく予定です。
BUYMAは電子商取引モールであり、主に海外在住者であるパーソナルショッパーが出品した商品が購入できるとのことです。
2024年1月時点でのBUYMAのアクティブユーザー数は105万人。
同社が行ったユーザー調査によると、新品と中古の両方を利用するという回答が多数あり、中古商品の需要があると判断されたようです。
現在の出品者はBUYMAで実績のあるトップセラーや国内のリユース事業者など50〜60人ほどですが、今後は国内外で出品者を増やし、商品数を拡大していく予定とのこと。
出品手数料は商品代金の5.5%〜7.7%。
BUYMAには多くのブランド愛好家がおり、リユース事業者として注目されると思います。
偽造品購入リスクに対処するために、無料の真贋サービスを第三者機関が提供しており、偽造品が発覚した場合は厳格な措置がとられるようです。
BUYMA VINTAGEを利用する女性ユーザーが9割を占めていますが、BUYMA全体の利用者の4割は男性とのこと。
男性のニーズも見込んでおり、今後は男性向けの中古ブランド品も増やしていく予定みたいです。
私は国内の中古ブロンド品を買い取りすることがあるのである程度の品質は知ってるのですが、海外の中古ブランド品の品質がはたして日本で受け入れることができるのかがポイントかなと思ってます。
海外の人はいい感じで使い込むというか日本人のように繊細ではない使い方をするようなので、その辺が懸念材料になってくるかもしれないですね。
BUYMA VINTAGEの今後の動きに注目したいと思います。