埼玉県八潮市内の倉庫で毎週木曜日に開催される、500万~700万円の商取引が行われているのが「リサイクルオークション東京」という市場です。
この市場では、1回の開催に参加する出品者と購入者が50〜70組が集まります。
この市場の特長は、商品のジャンルにとらわれず様々なアイテムが出品されている点です。
1回の取引で約1500~2000件の商品が売買され、そのうち約半数が一般向けの家具や家電、3割がオフィス家具、1割が厨房機器、そして古着や食器などの小物が1割を占めます。
商品が1~2点ずつ競りにかけられる場合もあり、ニッチな商品でも必要な分だけ購入できることが参加者から好評を得ています。
この市場は14人の役員による組合で運営されており、各商品の担当者は交代制で、専門知識を持った担当者が適切な開始価格を設定し、高値で売れるように配慮しています。
また、落札価格は1000円以下から約20万円ほどまで幅広く、17年の歴史を持つこの市場には現在も毎月数組の新規参加者が集まっています。
さらに、中国やタイ、ベトナムなど外国人の参加者も見られるようになり、競りの途中で振り手が気軽に声をかけるなど和やかな雰囲気が魅力となり、定着しやすいと評判です。
また、LINEグループも運営されており、事前に商品情報が受け取れるので、初心者でも参加しやすい環境が整っています。
当店は岐阜県なので遠方で参加は難しいですが、すごく魅力的な道具市だと思います。
お近くの方はぜひ一度参加を検討してもいいかもしれないですね。