パナソニックは、2023年6月から、ヘアードライヤー ナノケアのリファービッシュ品を、サブスクリプションサービスで提供することになりました。
そして、2023年12月からは、ドラム式洗濯乾燥機と4K有機ELテレビのリファービッシュ品の販売を開始する予定です。
その後、2024年2月からは、卓上型食器洗い乾燥機(食洗機)のサブスクリプションサービスも提供してまいりました。
そして、新たに2024年4月からは、ポータブルテレビ、ブルーレイディスクレコーダー、ミラーレス一眼カメラ、冷蔵庫のリファービッシュ品の販売を開始します。
また、2024年9月には、電子レンジと炊飯器も提供することで、商品カテゴリーを10種類に拡大する予定です。
これらの製品は、「Panasonic Factory Refresh」というブランドで展開する予定とのことです。
⇒Panasonic Factory Refresh公式サイト
サービス工場での再生作業は、主にクリーニングに焦点を当てて行われます。
ヘアードライヤーのナノケア製品については、外見上の傷が最大3つまである商品が再生対象となります。
もし傷が3つを超えるような場合には、筐体部品の交換などの作業は行わず、その商品は再生作業から除外されることになります。
中古家電の調達方法の一つは、初期不良品として回収されるものです。
これにはテレビ、洗濯機、冷蔵庫、そして今後の9月に追加される電子レンジと炊飯器が含まれます。
もう一つの調達方法は、それ以外の商品で、定額利用サービスから返されたレンタル品の回収です。
回収した商品の状態や返品状況によって、中古品の販売数は変動しますが、特に洗濯機は出品後すぐに売れる傾向があります。
提供される中古品は、新品と同等の品質である高品質が売りとなっています。
再生作業は主に自社工場がある栃木県、愛知県、奈良県で行われます。
各商品の再生作業はウェブサイトに掲載されており、消費者もその内容を確認することができます。
例えば、テレビの場合、外観の確認や清掃、クリーニングだけでなく、不具合や消耗部品の交換も行われます。
性能検査では、地上デジタルやBS放送が問題なく映るかどうかだけでなく、独自の基準に合うように色の調整も行われます。
また、リファービッシュ品は一年以内に故障した場合には無料で修理が行われ、メーカーの保証により消費者の安心を確保しています。
この取り組みは家電メーカーが行うことで安心感もありますし、よりリユースに関心のある人を増やす手助けになると思いました(^^)/