チラシを配布して集客をしてる関係で、よく着物の買い取りについて質問をいただきます。
ちなみに当店では現在、着物の買い取りを行っていません。
というのもコロナのときにお茶会や踊りやお稽古ごとの発表会など着物を着て行くイベントが次々に中止になりました。
それに伴い、新品はもちろん中古の着物の需要が大きく落ちました。
中古の着物が売れなくなった一番の原因はコロナで海外からの観光客が来なくなり、着物レンタルの売り上げが軒並み落ちたことだと思います。
コロナ前まで私たちも着物を買い取り、全国各地の着物業者オークションに出品していましたが買い手さんが集まらないということでオークションも中止になっていました。
オークションの参加者の多くが着物レンタルの業者さんでした。
こんな流れで当店では着物買取の事業を撤退した感じになります。
では当店がある可児市を例にどうやったら高く売れる着物買取店を探せばいいかを書いていきたいと思います。
ネットで『可児市 着物買取』とか『可児市 着物売却』などで調べるとトップに可児市の着物屋さんが出てきます。
広見にあるきもの処美のりさん、今渡にあるいつ和 可児店さん、下恵土にある振袖の義津屋さんなどです。
電話で問い合わせしてもらうとわかるんですが、基本的に着物屋さんは中古着物の買い取りをやってません。
次に出てくるのがリサイクルショップやブランド買取店などです。
広見にあるモノ・ループ 可児店さん、セカンドストリート可児店さんや下恵土にある買取王国 可児店さん、帷子新町にある買取 金太郎 西可児店さん、坂戸にあるサンタの創庫 可児店さんなどです。
着物を持ち込みして査定してくれるかはお店によって取り扱いしてないとこもあるので事前に電話で確認しておくといいかもしれないです。
ここでポイントなのが着物に限らず、相見積もりをとるってことです。
買い取りって私が携わってるので特にわかるのですが買取価格に定価はありません。
ある程度の売れる相場を目安に買値を決めていきます。
当然ですが売れる販路がたくさんあればあるほど買取店が買い取って次に売る金額が高くなります。
着物が得意なお店、不得意なお店っていうのは販路がたくさんあるかないかっていう基準になってきます。
ここまでうんちくを長々と話してきましたが、結局は『着物を高く売るならココ!』っていう断定ができないんですね。
相見積もりのために足を運んで相見積もりをたくさんとって、一番高く買ってくれるお店を探す。
すごく地道な作業になります。
ご自身の着物かもしれないですし、おばあちゃんやお母さんの遺品整理で出てきた着物かもしれません。
大切な着物なのでできれば高く売りたいと思うので、とにかく頑張って見積もりをとりましょうという結論にしかならないです。ごめんなさい(^-^;
ただ私のもとに相談してくれたお客様にモニターになっていただき、どこが一番高く売れるかを検証してみました。
重複する内容も含まれてると思いますが、実際に見積もりをいろいろとって比較して売るまでの検証結果が見れます。
ぜひとも参考にしてみてください(^^)/