オークネットは、オフィス什器の共有を手がけるイトーキシェアードバリューと提携し、企業向けにオフィス家具のオンラインオークションを開始するようです。
オークネットはこれまで中古車や中古デジタル機器などのオークションを展開しており、現在のオークション会員数は約3万8000社に達しています。
この提携では、オークネットのオークション運営ノウハウや顧客獲得の手法と、イトーキシェアードバリューのオフィス家具に関する専門知識を組み合わせ、オフィス家具の再販市場を構築していく予定です。
オークションはオンライン形式で行われ、取引成立後に買い手が直接売り手の元へ商品を引き取る形になります。
買い手は中古品業者を想定しており、この取引には古物商の免許が必要とされます。
企業がオフィスを移転する際、通常は多くの家具が廃棄されますが、価値のある家具を再販することで廃棄コストを抑えることができるという狙いがあるようです。
また、オフィス家具は一般家庭用の家具と異なり、一定数のロットが見込めるため、中古品業者にとっては信頼性の高い仕入れ先となると考えられています。
また、オークネットは2021年8月から、一次流通業者向けの再販ビジネス構築支援サービス「セループ」を提供しており、今回のオンラインオークションもその一環として展開されるとのことです。
当店にも廃業などによるオフィス家具の買い取り依頼がけっこう来ます。
現状では古物市場への搬送などの手間がかかるので全て断っています。
このオンラインオークションの発展はこういった廃業などにかかるコストを大幅に削減できるでしょうね!
今後の動向を見ていきたいと思います(^^)/