最近、ある買取店で未開封のiPhoneが別の物にすり替えられる事件が発生しました。
この買取店はiPhoneの最新モデルであるiPhone 15 Proの256GBと512GBの未開封品を2台購入しましたが、それらをそのままの状態で他の業者に販売したところ、中身は4本入りの単3電池が2セット入っているだけだったということが判明しました。
箱と蓋が接着剤で固定されており、簡単に開封できないように仕組まれていたようです。
未使用品でも開封品と未開封品では、同業者の買取価格に1万円ほどの差があるため、この店は中身を確認せずに買取したそうです。
中身を入れ替えて再度シュリンクして売る手口は、トレカの世界ではよく知られています。
今回の事件が組織的なものかどうかは明確ではありませんが、iPhoneの新品価格の上昇に伴い、買取価格も高騰しており、特に最新モデルは10万円以上で取引されています。
フリマアプリでは、iPhoneの空箱のみが販売されていることもあり、手に入れることが比較的容易です。
そのため、シュリンクされていても、中身の確認を怠らないように注意することが重要だと思います。
当店ではiPhoneの買い取りはやってないのであまり関係ないのですが、リサイクル業界に身を置く立場では非常に不愉快なニュースです。
貴金属、お酒、ブランド品、iphoneなど高価な商品は犯罪に狙われやすい傾向があります。
注意して査定することを心掛けたいですね!