5月から、調布市では一部の中古家電の購入を助成する制度が始まりました。
具体的には、店舗やオンラインショップで購入したエアコンや冷蔵庫の買い替えが助成の対象となります。
この取り組みは、省エネ家電の普及を促進し、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することを目的としています。
この補助制度は、2024年12月2日まで実施される予定です。
調布市は、2050年までにCO2排出量を実質的にゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指しています。
今回のリユース家電の購入補助は、「省エネ設備等導入補助事業」の一環として行われます。
対象となる家電は、所定の省エネ性能を満たしたエアコンや冷蔵庫です。
補助額は、対象経費(税抜)の8割を補助し、上限は1件あたり最大で10万円です。
送料や取り付け費用も補助の対象となります。
家電を購入する際には、店舗または古物商許可を持つ事業者が運営するオンラインショップからの購入が必要で、フリマアプリやオークションでの購入は対象外となります。
補助金を受けるためには、申請者登録を郵送またはオンラインで行い、購入および設置後に交付申請を提出する必要があります。
交付申請には、専用の用紙と設置後の写真が必要です。
申請後は、市が2ヵ月以内に交付決定通知を送り、その後補助金が支給されます。
なお、新品家電については、すでに東京都が「東京ゼロエミポイント」プログラムで補助を行っています。
調布市がリユース家電の購入を支援することで、都のプログラムと連携し、役割分担を図っています。
ただし、両方の補助を併用することはできませんので、ご留意ください。